共用品ネットについて

活動の目的は

自由で中立な立場から発想を出し合い、社会のニーズに応える具体的な提案を行います。それにより共用品共用サービスの普及・発展を支援し、多様な人々が自立して生活を楽しめる環境づくりを目指します。

構成メンバー

様々な立場の人々が、職業の違いや障害の有無の垣根を越えて共に活動しています。
現在参加しているメンバーは:
生産・流通・販売・研究・開発など企業の社員や行政機関の公務員、医療・福祉関係者、高齢者や視覚、聴覚、肢体不自由など障害のある人、学生、主婦、フリーのデザイナーなど。
多様な人々が、個人の意思で、ボランティアとして参加しています。

具体的な活動は

生活者の立場から発見したテーマを、既存の枠組みを超えた発想で、メンバーの特性や専門性を活かして取り組んでいます。
テーマごとにプロジェクトを編成し、年間を通じて活動します。現在6つのプロジェクトが進行中です。プロジェクトの定例会議は月1回を開きます。
また定例会議と同じ日に内外から講師を招き、共用品やバリアフリーに関するテーマの勉強会も行います。

会の沿革

共用品ネットは、国内でバリアフリーを提唱した先駆的団体、E&Cプロジェクト(1991発足)を前身としたボランティアグループです。
E&Cプロジェクトが1999年財団法人共用品推進機構となって発展的解消をした後、(財)共用品推進機構・個人賛助会員の会「共用品ネット」として新たにスタートし今に至ります。
主な活動場所は東京ですが、同じくE&Cプロジェクトを前身とする共用品九州、共用品研究会関西、E&Cプロジェクト名古屋、E&Cプロジェクト静岡といった各地の団体とも連携を取り、学会や展示会などへの共同参加を行っています。

活動の実績は

高齢者・障害者の不便さ調査を通じ、問題点の発見、報告書の作成、解決のための配慮点ガイドラインの提案、共用品情報の収集と発信などの実績があります。
詳しい実績は各プロジェクトの活動紹介ページをご参照下さい。

入会するには

共用品ネットの年会費は6000 円です。(学生割引有り。詳しくはお問合せ下さい。)
これが会場費や通信費、事務経費になります。
趣旨に賛同の方なら、どなたでも入会いただけます。

組織・運営

共用品ネットは全員参加型の組織です。
全体会議とプロジェクト会議を活動の中心にして、これを運営会議がサポートします。